Lenovo(レノボ)のLegion(レギオン) Pro 5i Gen 10は、Core Ultra 9 275HXなどの高性能CPUを搭載できる16型ゲーミングノートPCです。
Core Ultra 7 / 9 HXシリーズ、16型WQXGA OLED、高性能なGeForce RTXシリーズなどを選択できるハイパフォーマンスモデルとして展開されています。


Legion ProはLENOVOの中でゲームPCとして有名ですが
「Legion ProのようなゲーミングPCってDTMにも使えるの?」
「Cubaseで本当に高性能CPUを活かせる?」
と疑問に思う方もいるかと思います。
筆者のDTM環境のプラグインやシンセなどソフト面は
- DAWはCubase 14 Pro
- Omnisphere 2(ちょっと重めのソフトシンセ)
- KOMPLETE (NI社のシンセ・プラグイン・音源の大容量バンドル)
- Kontakt 8(KOMPLETEにも付属してる)
- Addictive Drums 2()XO社の動作が軽いドラムシンセ!
- Waves Diamond(WAVES社のプラグインバンンドル)
- Ozone10(iZOTOPE社のAIを使用したマスタリングプラグイン)
ハード面は
オーディオインターフェースはApollo Twin USBとUR28M
その他、UAD-2 Satellite USB OCTO(8コア)
などを使っています。
この記事ではLegionシリーズのレビューによくある一般的なゲーム性能ではなく
という視点からLegion Pro 5i Gen 10をレビューします。
結論|Legion Pro 5i Gen 10はDTM本格制作~プロ派におすすめ
結論からいうと、Legion Pro 5i Gen 10はライトなDTMはもちろん、本格制作~プロ派にもかなり魅力的なノートPCです。
特に筆者が気に入っているのは、
- CoreUltra9を選んだのでCPU性能が非常に高い
- Cubase(キューベース)の動作が安定している
- 重たいソフトシンセを複数使える
- メモリ32GBでもかなり余裕がある
- SSDを2台搭載できる
- USB-A端子が複数ある
- 高負荷でも思ったほど熱くなりにくい
といった部分です。
実際、筆者のDTM環境では一つのプロジェクト
- Omnisphere2(オムニスフィア)やVITALのような重ためのシンセを5~6台ほど使用
- WavesプラグインのREQやコンプ、L2といったものを20個以上
- Ozone10をマスターにかける(結構重い...)
- Kontakt8でAlicia's Key、Funkギタリスト、セッションホルンPROなど複数トラック使用
- UAD
このような50トラック超のプロジェクトで多数のシンセやプラグインしよう環境でも、普段はかなり安定して動作しています。
| DTM用途 | 評価 |
|---|---|
| DTM初心者・ライトな制作 | ◎ |
| DTM本格制作 | ◎◎ |
| DTMプロ派・大規模制作 | ◎ |
| KOMPLETE・Omnisphere多用 | ◎◎ |
| UADユーザー | ◎ |
| 持ち運び重視 | ○ |
| 静音性最優先 | ○ |
高性能な分、ライトなDTMではオーバースペックかもしれません。



さらに本格制作~プロ派まで長く使える性能がLegion Pro 5i Gen 10の大きな魅力です♪
Lenovo Legion Pro 5i Gen 10とは?
Legion(レギオン)はLenovoが展開している高性能なゲーミングPCシリーズです。
Core Ultra 7 251HXまたはCore Ultra 9 275HXなどが用意され、Core Ultra 9 275HXは24コア・24スレッド、最大5.4GHzとなっています。



Legionシリーズの高性能ゲーミングノート
Legionは本来ゲーム向けのシリーズですが、
高性能CPU
大容量メモリ
高速SSD
強力な冷却
といった特徴は、そのままDTMにも活かせます。
筆者自身もゲーム目的はなく、購入目的の約8割がDTMでした。それと動画編集にも使用しています。



筆者が購入したLegion Pro 5i Gen 10のスペック
パソコンは同じ製品名でも、CPU・メモリ・SSDなどの構成によって性能が変わります。
今回の記事で使用している筆者機は以下の構成です。
| パーツ | 筆者の構成 |
|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 9 275HX |
| メモリ | 32GB |
| SSD① | 1TB NVMe SSD |
| SSD② | 1TB NVMe SSD |
| 合計SSD | 2TB |
| OS | Windows 11 Home |
| ディスプレイ | 16型 WQXGA OLED |
| 解像度 | 2560×1600 |
| リフレッシュレート | 165Hz |
| 購入時期 | 2025年8月 |
| 購入価格 | 約267,590円 |
| 購入先 | Lenovo公式 |
CPU・メモリ・SSDなどは購入時にDTM用途を考えてカスタマイズしています。
CPU/CoreUltra 7255HX→CoreUltra 9 275HX
メモリ/16GB→32GBに増設
SSD/512GB→1st1TBSSD,2nd1TBSSDに増設
このようなかすたまいず構成にしました。



Core Ultra 9 275HXを選択


筆者が最も重視したのはCPU性能です。
そのため今回は、
という考えでCore Ultra 9 275HXを選びました。



メモリ32GBへカスタマイズ


メモリは購入時の16GBから32GBへカスタマイズしました。
現在のところ、通常のDTMでは32GBで大きな不足は感じていません。



ただ、OZONEや、iZOTOPEのオーディオ編集プラグインRXシリーズ、CUBASE付属でもマルチバンドコンプレッサーのように重たいプラグインを多用していると
「64GBあってもよかったかも...」と感じることはあります。
SSDは1TB+1TBの合計2TB


SSDは512GBが兵十のところを1TBを2台搭載して、合計2TBにしています。
私のDTM環境では正直2TBでも足りないのである程度の容量が希望でした。
2つのSSDのデータの分け方は
- Cubase(本体の1stSSD)
- KOMPLETE(2ndSSD)
- Omnisphereなどシンセのシステム(本体の1stSSD)
- CUBASEのプロジェクトなどデータ(本体の1stSSD)
このような振り分けにしています。



読み込み最大400MB/s、書き込み最大320MB/sの高速データ転送を実現するUSB3.2(Gen1)対応外付けポータブルSSDです。※USB3.2(Gen1)でご使用になるには、機器側がUSB3.2(Gen1)に対応している必要があります。
なぜDTM用にLegion Pro 5i Gen 10を選んだ?


DTM用パソコンにはマウスコンピューター、Lenovo、FRONTIER、パソコンショップSEVEN、ドスパラ、パソコン工房などさまざまな選択肢があります。
筆者もこれまで複数メーカーのPCを使ってきました。
DTMではCPU性能を最優先


Cubaseで
- Omnisphere(ちょっと重たいソフトシンセ)
- KontaktのSESSION HORN PRO(セッションホルンプロ)
- Ozone(iZOTOPEのマスタリングプラグイン)
- Waves Diamond(WAVES社のプラグインバンドル)
- UAD(ユニバーサルオーディオ社の高性能プラグイン)
これらををたくさん使っても、できるだけストレスなく動かせる環境が欲しかったためです。



高性能でも持ち運べるノートPCが欲しかった
デスクトップPCも候補になりますが、
「高性能でもデスクトップではなく必要なときは持ち運びたい」
という希望がありました。
むしろ筆者の感覚では、
に近いです。軽量ノートPCに比べたら重たいですがスタジオに持ち運ぶにあたってはリュックタイプだったら特に問題は感じてません。



DAIV・ドスパラ・パソコン工房とも比較
購入前には、
- マウスコンピューター
- Lenovo
- FRONTIER
- パソコンショップSEVEN
- パソコン工房
- ドスパラ
なども比較しました。
その中で今回の購入時には同じようなスペックでLenovoが比較的安かったこともLegionを選んだ理由です。



Legion Pro 5i Gen 10でCubaseを実際に使った性能レビュー


筆者はCubase 14 Proを週4日程度、1回約3時間使用しています。
作曲・打ち込み・ボーカル録音・ギター録音・ミックスなどが中心です。
50~70トラック規模でも快適


普段のプロジェクトは約50トラック。
多いときは70トラック前後になります。
内訳としては、
- オーディオ:約10トラック
- MIDI / VST Instrument:約40トラック
- FX・グループ:約15程度
を使うことがあります。
MIDI・VSTを大量に使っても余裕あり


筆者は打ち込み中心のトラックも多く、ソフトシンセをかなり使用します。
例えば重たいプロジェクトでは、
Omnisphere 2やVitalを5本以上
さらにKontakt8のシンセや、Addictive Drums、Wavesプラグイン、UADプラグイン、Ozoneなども併用します。



プロジェクトの読み込み・書き出しも速い


個人的にかなり満足しているのが処理速度です。
以前のRaytrek R6-RLと比べると、Cubaseプロジェクトの読み込みは体感で4~5秒以上速くなったと感じています。



重たいプロジェクトではどこまで使える?


かなり重たい制作では、
- Omnisphere / Vital 5本以上
- 50トラック以上
- Waves多数
- Cubase付属マルチバンドコンプ
- Ozone
- UAD
といった状態まで使用しています。
普通に再生できることが多いですが、限界まで重くすれば落ちることもあります。
ただ筆者の普段の本格制作では、CPU性能不足を感じる場面はかなり少ないです。
Omnisphere・KOMPLETE・Kontaktを使った実機レビュー


DTM用PCで重要なのはスペック表ではなく、実際のソフト音源が快適に動くかと言えるでしょう。



Omnisphere 2を複数立ち上げても快適


筆者はOmnisphere 2を普段から5~6台程度立ち上げています。
ですが6,7本立ち上げても普通にサクサク制作できます。



KOMPLETE・Kontakt 8の読み込み速度


筆者はKOMPLETE 14とKontakt 8を使用しています。
よく使う音源は、
- Alicia's Keys
- Session Horns
- Funk Guitarist
- MASSIVE系
- Kontaktベース音源
- 40's Very Own Keys
- Guitar Rig
などです。
Kontaktはもともと音源によって読み込みに時間がかかりますが、以前のRaytrekより断然速くなったと感じています。
Addictive Drums 2はかなり軽快


Addictive Drums 2はもともと動作が軽いドラムシンセです。
とはいえCPU性能が低いとリアルタイム録音などで遅延が発生します。
Legionに関してはプリセット読み込みも速く、Cubase上でリアルタイム演奏やMIDI入力をしても、筆者はほとんど遅延を感じません。



MASSIVEなどのソフトシンセも使える


KOMPLETEはKontaktだけでなく、MASSIVE系などのソフトシンセも魅力です。
こうしたシンセを多数使う場合はCPU性能が重要ですが、Core Ultra 9 275HXではかなり余裕を感じています。
Windows 10、11 (最新のService Pack) macOS 14、15、26 (最新アップデート)
Intel Core i5または同等のCPU、またはApple Silicon、4GB RAM(6 GB推奨)、OpenGL 2.1以上をサポートするグラフィックハードウェア、60 GBの空きディスク容量(完全インストールの場合は320 GB) ASIO、Core Audio、WASAPIをサポート



Waves・Ozone・UADを使ったミックス性能
筆者は作曲だけでなくミックスでもLegionを使用しています。
Wavesを20~30個程度使っても安定


Wavesのプラグインバンドルである”Waves Diamond”では、
- L2
- Vitamin Stereo
- REQ6 / Q10
- Driver
などをよく使用します。
それでもWavesを増やしただけで大きなCPU負荷を感じることは少ないです。



Ozoneをマスターに挿しても使える


Ozone 9 AdvancedやOzone 10も使用しています。
それでも通常の再生や書き出しには大きな問題はありません。



UADプラグインも多数使用


さらにUADプラグインも使用しています。
UAD-2 Satellite USB OCTOとAPOLLO TWINを持っているため、DSP処理を外部へ任せながらネイティブプラグインも組み合わせられるのはかなり便利です。
Legion5iGen10は特に問題を感じたことはありません。
定番コンプUniversal Audio | 1176
定番EQPultec Passive EQ
有名スタジオの空間を再現したリバーヴSound City Studios
名マスタリングテープレコーダーを再現したAmpex ATR-102



CubaseのASIOバッファー・レイテンシーを実際に検証
DTMでは、CPU性能だけでなく低いASIOバッファーでどこまで安定するかも重要です。
筆者環境では48kHzでテストしています。
32 samples


32 samplesでは再生自体はできますが、プチプチというノイズが発生しました。
かなり低い設定なので、重たいプロジェクトでは少し厳しい印象です。
64 samples


64 samplesでは32 samplesよりかなり改善します。
ただし重たいソフトシンセや複数のプラグインを立ち上げた環境では、多少プチノイズが残ることがあります。
128・256 samples


128 samples、256 samplesでは筆者環境ではかなり安定しています。
低レイテンシーと安定性を両立したい場合は、このあたりが使いやすいと感じます。
普段は512 samples


筆者は普段512 samplesを使用しています。
あくまで今回の結果は、
48kHz・筆者のApollo Twin USB環境・使用プラグイン構成
での実例なので、オーディオインターフェースやプロジェクト内容によって結果は変わります。
Apollo Twin USB・UR28M・UAD-2との相性
DTM用ノートPCでは、USB機器との相性もかなり重要です。特に前述しましたが、APOLLOやUAD2といったUADデバイスはWINDOWSパソコンと相性が分かれるといった話も聞きます。



Apollo Twin USBとの相性


筆者はWindows向けのApollo Twin USBをメインで使用しています。
私の場合はLegion本体のUSB-Aへ直接接続し、Cubase 14からASIOデバイスとして問題なく使用できています。
ただし、まれに起動時に認識しなかったり、接続不良で音が途切れたりすることはあります。
その場合は電源を入れ直したりUSBを抜き差ししたりして対応しています。



Steinberg UR28Mとの相性


STEINBERGのオーディオインターフェースUR28Mもだいたい10年ほど使用していました。
現在はあまり使ってませんが、LegionとCUBASEの相性は抜群です。



UAD-2 Satellite USB OCTOとの相性


UAD-2 Satellite USB OCTOもApollo Twin USBと同時に使用しています。
UAD-2はUSBハブ経由でLegionと接続してますが、基本的に安定しています。



Core Ultra 9 275HXはDTMでどのくらい高性能?
Core Ultra 9 275HXは24コア・24スレッド、最大5.4GHzというノートPC向けではかなり高性能なCPUです。



Core Ultra 9 275HXを使った感想


筆者の評価は期待以上です。
以前使用していたRaytrekのCore i7-13700HでもDTMは十分可能でした。
しかしCore Ultra 9 275HXへ変更してからは、
- Cubase起動
- プロジェクト読み込み
- Kontakt読み込み
- オーディオ書き出し
- 重たいプロジェクトの安定性
などで明確な違いを感じています。



Core Ultra 7でもDTMには十分?


Legion Pro 5i Gen 10ではCore Ultra 7 255HXも選択可能です。
本格DTMもCore Ultra 7でも十分有力と思います。



メモリ32GB・SSD2TBはDTMで足りる?
筆者の結論としては、普通の本格DTMなら32GB+SSD2TBでかなり使いやすいです。



通常のDTMなら32GBで十分


50トラック前後、Omnisphere・Kontakt・Waves・UADなどを使う環境でも、今のところ大きなメモリ不足は感じていません。



重たい同時作業なら64GBも選択肢
のような重たい使い方では、少しもたついた経験があります。
(とはいえPowerDirectorがDavinch Resolveなどに比べて無駄に重い...)
とは感じるときはあります。
これから購入するなら、
最初はメモリ32GB+SSD1TB→必要になったらメモリ64GB+SSD追加
という使い方もおすすめです。



KOMPLETEは2台目SSDへ保存
KOMPLETEやKontaktの音源ライブラリは2台目SSDへ分けています。
これによって、
SSD① → Windows・Cubase
SSD② → KOMPLETE・Kontaktなどの音源
という整理ができます。
KOMPLETEのような大容量音源を使用する本格制作派には、SSDを2台搭載できるPCはかなり便利です。
GeForce RTXはDTMに必要?


Legion Pro 5i Gen 10はゲーミングノートなので、高性能なGeForce RTXシリーズを搭載できます。
現行仕様では最大GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPUまで設定されています。
ただし、DTMだけなら高性能GPUは最優先ではありません。
そのためライトなDTMだけを目的にするならLegionのGPU性能はオーバースペックになる可能性があります。
一方、
- 動画編集
- ゲーム
- 3DCG
- GPUを使うクリエイティブ作業
も行う方には、LegionのGPU性能を活かしやすくなります。



USB端子はDTMでかなり使いやすい


この端子の多さは個人的にLegion Pro 5i Gen 10をかなり評価している部分です。
Lenovo公式仕様では
- USB-A ×3
- USB-C
- Thunderbolt 4
- HDMI
- LAN
- 3.5mmオーディオ端子
などを搭載しています。



USB-Aが複数あるメリット
DTMでは今でもUSB-Aを使う機材がかなり多いです。
筆者も、
- Apollo Twin USB
- UAD-2 Satellite USB OCTO
- USBハブ
などを使用しています。
USB-Aが3基あるのはかなり便利で、端子数・配置にも満足しています。



Thunderbolt 4


Legion Pro 5i Gen10はThunderbolt 4も搭載しています。いまだにWINDOWSパソコンはThunderbolt 4搭載されていないモデルも多いので、これはうれしいですね。





ファン音・冷却・発熱はDTMで気になる?
高性能なゲーミングノートなので、購入前はかなり熱くなることも覚悟していました。
しかし実際には、冷却性能はかなり高いと感じています。



Cubase使用時
Cubaseやソフトシンセを使用しても、本体が極端に熱くなることはほとんどありません。
キーボード部分も、負荷が高いと少し暖かくなる程度です。
今まで高負荷だと発熱するパソコンが多かったのですが、Legionはあまりそのような経験がありません。



高負荷時
OmnisphereやKontaktを複数使用しても、筆者は特に大きな発熱を感じていません。
夏場でも問題なく使えており、熱による明確な性能低下も感じていません。
ファンについても、
というのが現在の評価です。
ただし完全な静音PCではありません。特に重たいCUBASEプロジェクトはファンの音が鳴ります。
ボーカル録音時
ボーカル録音時のファン音については、まだ条件を揃えた詳細測定までは行っていません。
現時点の体感では「少しファンは鳴るが、ものすごく気になるほどではない」という印象です。



16型OLEDディスプレイはCubaseで使いやすい?
Legion Pro 5i Gen10は16型 WQXGA OLED(2560×1600 / 165Hz)です。
筆者自身もディスプレイの解像感には満足しています。



Legion Pro 5i Gen 10の重量・持ち運び
高性能な分、軽量モバイルノートではありません。
公式仕様では本体重量は約2.4kg級です。構成によって多少変わるでしょう。
少し重いですが、リュックタイプのバッグなら十分現実的です。
個人的には
「高性能を持ち運べる据え置きノート」
という表現が一番しっくりきます。



前のRaytrek R6-RLとCubase性能を比較
Legionの前は、ドスパラのRaytrek R6-RLを使用していました。
CPUはCore i7-13700H、メモリ32GBです。
Raytrekも十分高性能なPCでした。
それでもLegion Pro 5i Gen 10へ変更すると、
| 比較項目 | 体感 |
|---|---|
| Cubase安定性 | Legionが良い |
| プロジェクト読み込み | Legionが速い |
| Kontakt読み込み | Legionが速い |
| 書き出し | Legionが速い |
| 低バッファー | Legionが安定 |
| ファン音 | 大きな差は感じない |
という結果になっています。



Legion Pro 5i Gen 10を使って感じたメリット
実際に使って感じたメリットをまとめると、
- Core Ultra 9 275HXが非常に高速
- Cubaseが安定している
- 50~70トラック規模まで対応できる
- Omnisphereなど重たいシンセやプラグインを多数使える
- KOMPLETE・Kontaktも快適
- メモリ32GBで本格DTMに対応
- SSDを2台使える
- USB-Aが3基ある
- UAD機器とも相性が良い
- 高負荷でも熱くなりにくい
- 動画編集も同時に行える
といったところです。
筆者自身、現在一番満足しているのはやはり処理速度の速さと不具合の少なさです。
Legion Pro 5i Gen 10のデメリット・注意点


現在のところ、Legion Pro 5i Gen 10をここまで使ってみて筆者自身は大きな欠点を感じていません。
Legion Pro 5i Gen 10の本体は少し重い
約2.4kg級なので、毎日持ち歩く軽量モバイルPCに比べて重ためです。
まずモバイル系は14型や13型など本体が小さいのと、Geforceといったグラフィックスがついてないことも多いです。



ACアダプターも持ち運ぶと重い
本体だけでなくACアダプターまで持って移動すると重量感があります。



バッテリー駆動中心には向きにくい
筆者はLegion Pro 5i Gen 10は常にACアダプター接続で使用しています。
厳密なバッテリーテストではありませんが、ACアダプター無しだと体感では普段使いで約6時間程度、Cubaseなどを使うと2時間程度ではないかという印象ですが、これは



DTMだけならGPU性能を持て余す可能性
特にライトなDTMでは、LegionのGeForce RTX性能をほとんど使わない可能性があります。
DTMだけを安く始めたい方なら、もっとGPU性能を抑えたPCの方がコスパはよい場合があります。
Legion Pro 5i Gen 10のおすすめカスタマイズとおすすめな人
Legion Pro 5i Gen 10をDTM用途で選ぶなら、
CPU・メモリ・SSDを優先するのがおすすめです。
CPUは本格的なDTMでもCore Ultra 7で十分対応できますが
Omnisphereなどの重たいソフトシンセを多数使ったり、膨大なトラックを扱う大規模なプロジェクト、OzoneやRXのような重たいプラグイン、動画編集なども行うならCore Ultra 9 275HXが魅力的です。
メモリは32GBを基準にすると使いやすく、さらに重たい制作をするなら64GBも選択肢になるでしょう。
SSDは1TB以上を選び、KOMPLETEなど大容量音源を多く使うなら2TB以上、または1TB+1TBの2台構成にすると余裕があります。筆者も1TB SSDを2台搭載しており、2台目を音源用として活用しています。
GPUはDTMだけなら最優先ではありませんが、動画編集・ゲームなども行うならGeForce RTXを搭載したLegionの性能をさらに活かせるでしょう。
特にLegion Pro 5i Gen 10は、
- 本格的なDTMをしたい
- 50トラック以上のプロジェクトを扱う
- 重たいシンセやプラグインを多用する
- ミックス・マスタリングまで行う
- DTMと動画編集を1台で行いたい
- ノートPCでも性能を妥協したくない
このような方におすすめです。



Legion Pro 5i Gen 10がおすすめな人
をDTMをするユーザーで、Legion Pro 5i Gen 10を特におすすめしたい方は
- DTM本格制作派
- DAWで50トラック以上使う
- Omnisphereなど重たいシンセを複数使用する
- KOMPLETE・Kontaktを多用する
- UADユーザー
- ミックス・マスタリングまで行う
- DTMと動画編集を両方する
- ノートPCでも性能を妥協したくない
このような方です。



Legion Pro 5i Gen 10をおすすめしない人
逆に、
- とりあえずスペックよりも安いPCが欲しい
- DTMはボーカル数トラック程度
- GPUを全く使わない
- 1kg前後の超軽量PCが欲しい
- バッテリーだけで長時間使いたい
- 完全な静音性を最優先する
このような方なら、別のPCも候補になるでしょう。





Legion Pro 5i Gen 10実機レビューまとめ



Legion Pro 5i Gen 10で最も気に入っているのは、「処理速度と安定性」です。
Core Ultra 9 275HX、メモリ32GB、SSD2TBという構成なので
本格的で重ためなDTM環境までかなり余裕を持って使えています。
それでも、
「高性能なノートPCでCubaseをストレスなく使いたい」
という方にはかなり魅力的です。
筆者自身がLegion Pro 5i Gen 10を一言で表すなら



です、超オススメです♪
Legion Pro 5i Gen 10のよくある質問
Legion Pro 5i Gen 10でCubaseは快適に使えますか?



筆者のCore Ultra 9 275HX+32GB環境では、50~70トラック規模のCubaseプロジェクトでもかなり快適に使用できています。
メモリ16GBでもDTMできますか?



ただし本格制作を考えるなら、最初から32GBがおすすめです♪
Legion Pro 5i Gen 10は最大64GBメモリに対応しているので後々でもいいかと思います!
メモリ32GBで足りますか?



ただしCubase+動画編集など非常に重たい同時作業をするなら、64GBも欲しくなることがあります。
SSDは1TBで足りますか?



大容量のKOMPLETEシリーズなどを多用するなら、2TBや2台目SSDをおすすめします。
Kontakt・KOMPLETEは快適に使えますか?



Kontakt 8を複数使っても問題なく、大容量音源の読み込みも以前のCore i7 PCより速く感じています。
CubaseのトラックプリセットからKONTAKTを選んでも比較的素早く起動できるのが嬉しいです!
Omnisphereは何台くらい使えますか?



このくらいなら通常は問題なく制作できています。
ファン音はボーカル録音で気になりますか?



筆者の体感では「少し鳴るが、ものすごく気になるほどではない」という印象です。
詳細な録音テストについては今後さらに検証予定です♪
Legion Pro 5i Gen 10はDTM初心者にもおすすめですか?



ライトなDTMならスーパー性能に余裕があります。
ただしGPUまで含めるとオーバースペックになりやすいため、これから本格的なDTMへ進みたい初心者ほどおすすめしやすいと思います。











